gokugokuAIに仕事を頼む、小さなコツ。

作業報告書をAIで作るには?メモから下書きにする例

作業報告書をAIで作るなら、まずは短いメモを「したこと・見たこと・まだ分からないこと」に分けるところから。このページでは、架空の棚作業メモで試した依頼文と、返ってきた下書きを紹介します。

AIが整理した文章を元メモと比べ、人が提出してよいか確かめます。

1.このまとまりをコピーして試す

顧客名や自分の現場情報は入れず、まずは下の架空メモをそのまま使います。依頼文から元メモの末尾までを一緒にコピーして、利用中のAIの入力欄へ渡す想定です。フォルダー作りは不要です。

元メモだけを根拠に報告の下書きを作ってください。
書かれていないことは不明とし、推測で補わないでください。
実施内容・観察結果・未確定事項・次の確認に分け、次の確認は提案と明記してください。
元メモを変更せず、送信もしないでください。

【元メモ】
完全架空・検証用。実在する顧客や作業とは無関係。
案件B。9/6、棚の扉を調整。開閉を3回確認、引っ掛かりなし。
部品代は2,000円くらいの見込み。税込かは未確認。請求はまだ。
担当から「これで大丈夫そう」。依頼主の確認は取っていない。

「元メモを変更せず、送信もしない」は頼み方の条件で、権限を制限する設定ではありません。今回は文章の下書きを読むところで止めます。

2.実際に返ってきた下書き

以下は、過去の会話を渡していないCodexサブエージェントに、上の入力だけを渡した結果の全文です。読みやすく削ったり、誤りを直したりせず掲載しています。

報告下書き|案件B

完全架空・検証用。実在する顧客や作業とは無関係。

実施内容

  • 9/6、棚の扉を調整。
  • 開閉を3回確認。

観察結果

  • 3回の開閉確認で引っ掛かりなし。
  • 担当から「これで大丈夫そう」との発言あり。

未確定事項

  • 部品代は2,000円くらいの見込み。確定額は不明。
  • 税込かは未確認。
  • 請求はまだ。請求予定日は不明。
  • 依頼主の確認は取っていない。

次の確認(提案)

  • 部品代の確定額と、税込かどうかを確認する。
  • 請求予定を確認する。
  • 依頼主に調整後の状態を確認してもらう。

3.今回、文章上で確認した3点

これは作業現場の事実確認ではなく、原文と出力を見比べた確認です。

1.日付

元メモ(抜粋)
「9/6」
AIの出力(抜粋)
「9/6」
見るところ
書かれていない年を足していません。

2.金額

元メモ(抜粋)
「2,000円くらいの見込み」
AIの出力(抜粋)
「2,000円くらいの見込み。確定額は不明。」
見るところ
概算のままです。税込かは未確認です。

3.相手の確認

元メモ(抜粋)
「これで大丈夫そう」「依頼主の確認は取っていない。」
AIの出力(抜粋)
「担当から「これで大丈夫そう」との発言あり。」「依頼主の確認は取っていない。」
見るところ
担当の発言を完了とは扱わず、依頼主の未確認も残しています。

今回の出力では、この3点を直す必要はありませんでした。「請求予定日は不明」という追加表現も、勝手な予定日を入れるのではなく、確認が残ることを示しています。

4.まだ実際に確認が必要なこと

提出するなら、必要な年・作業日を担当者や記録で確かめます。部品代の確定額と税の扱い、請求内容や予定、依頼主が状態を確認したかも、人が確かめることです。

分からない欄をAIに埋めてもらっても、確認した事実にはなりません。作業の安全性や完了も、この下書きだけでは判断できません。元メモを残し、確認が取れた内容だけを別の下書きへ反映します。

使うAIによって返答は変わります。「次に何を確かめればよいか」が見えるか、原文と比べてください。

補助図:人とAIの分担
人がメモを用意し、AIが下書きを整理し、人が確認して判断する3場面の概念図

人が用意し、AIが整理し、人が確認する流れ(説明用イメージ)。実際の製品画面ではありません。

※今回確認したのはCodexサブエージェントによる文章整理です。ChatGPT無料版やスマホでの操作、フォルダーへの自動保存は未検証。時間短縮の効果や特定プランでの動作は保証していません。